2010年03月07日
バッテリーのおはなし
東京はこのところ暖かかったり急に冷えこんだりととってもツライ時期になりました。
さてさて今日はずいぶん前にも書きましたがバッテリーのお話をいたしましょう。
以下前回とほぼ同文になりますがお読みいただけましたら幸いです。
たかがバッテリー、されどバッテリー、上がるまで使うのではなくちゃんとメンテが必要なのです^^v
この時期人間も体調管理が大事ですがドライバーであれば一度は経験がある車のバッテリーあがり・・これまたとってもツライ!
朝一番、出発時の「キュルッキュルッ・・カチカチ」悲しいです・・
私は朝一でまず250ccのスクーター(キックなし)にまたがり前には5歳児を乗せ「レッツゴー」から始まりますが、いかんせん距離を乗りませんので3ヶ月一辺くらいはバッテリーが~・・になってしまっておりました。
日頃セキュリティのインストールに関して研究を重ねておりますが、車はバッテリーで走る(スタートさせるという意味ですが)わけですからとっても大事なのですね、私達にとってもバッテリー対策は永遠のテーマなのです。
しかし皆さんご存知でしょうか?車のバッテリーって本来は8~10年程度はもつ物なのです!!
じゃあ何故1.5年~2年ほどで「キュルッキュルッ・・カチカチ」になってしまうのでしょうか?
「殆ど車に乗らない」「夜ばかり乗る」「軽くする為に小さいバッテリーにしている」「何度か上げたことがある」等々いくつか原因が有りますが、その為にバッテリー内の電極板に起こるサルフェーション(電極表面の腐食)が原因でバッテリーの内部抵抗を増加させ、蓄電能力を著しく低下させるんですね。
つまり、フル充電したのに一週間後にまた「キュルッキュルッ・・カチカチ」と
これを起こさない(起こしにくくする)為には常に満充電できることが最善策なのですが、それが出来れば苦労無しです。
私共でご提供しているバッテリーメンテナーやテンダーを使用できる環境以外には難しいのですが、なかなか駐車環境にAC100Vがあるなんて方は圧倒的に少ないわけですから現実、難しいですね。
そこで、それじゃそのサルフェーションとやらをゴシゴシ洗って復活させてしまいましょう!!というのがパルス充電なんです。
巷ではいろいろとこういった商品はわんさかありますが、効果の程は?なのです。
物によってはバッテリーを復活させる為に待機電流20mA!!なんて本末転倒なものまで出回っている次第です。
それでは一体ど~すればよいのか?? あるんですね~、スグレモノが。
いわゆるバッテリー充電器なんですが、これがまたすごい! まずバッテリーの+-端子に接続するだけの通常の充電器のようなのですが、繋げば後は勝手にそのバッテリーの状態を診断し、これまた勝手に高周波パルスを電極に与えサルフェーションをザクザク落としながらきれいさっぱりな状態に戻してくれるんです! それに伴いバッテリーの内部抵抗が軽減して3~4年以内のバッテリーでしたらほぼ復活!!となるのです。
もしバッテリー自体が故障の場合は接続時に充電不可の診断もできるので無駄な時間は省けます。
現在までかなりの量の廃棄バッテリーを復活させましたが、私自身も一番驚いたのは、7年経過で電圧2Vまで下がり普通充電を何日行っても電圧が上がらなかった物でも、12.2Vまで復活しエンジンがかかるまでになったものがありました。
もちろんここまで使い込むと新品のようにはなりませんので3~4回の始動後はかからなくなりましたが驚異的な結果であることに違いは有りません。
この時期「確かにちょっと心配・・」とお考えの方はぜひご相談くださいね(パルス充電は東京店にて)、もちろん新品バッテリーの対応もバッチリです!
参考
<12V自動車用バッテリーの診断基準>
CCA値:基準値の70%以上
比重値:1.26以上
電圧:12.6V前後
*CCA値=新品バッテリーが持つそれぞれの性能基準です、CCAテスターを用いて測定します。
正確な測定に関しましては走行後、3時間ほどおいてから行うと正確な値が得られます、またバッテリーテスターの中には負荷をかけて測定できる物があり、その場合走行直後でも測定が可能になります。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2010/03/07 01:01:46
[PR]Yahoo!ショッピング